勝手に 川島誠 特集(1) もうすぐ戦争がはじまる
2004年10月16日 読書
文字どおり、川島誠のレビューをじゃんじゃんしていこうと云うコーナー・・・・
どこまでいけるやら。
この「もうすぐ戦争がはじまる」は「葬式KIDS」というアンソロジーの中の1編です。
ちなみに、現代を生きるティーンの文学だそうで。10代の方、どうぞ。
どんな話かを簡単に説明すると
クラスで傍観者的な立場を取る主人公
↓
いじめを強制的にさせられる
↓
いじめられるようになる
↓
怪我して入院
↓
そこで「先生]に出会う
↓
「先生」に魅かれはじめ、退院後も先生の家に通うようになる
↓
・・・・・・・・・・・・・・・
結局、どんな話かというと、右翼に染まっていくのですよ。
その、「あ、これは右翼なんだ」って分かる瞬間が
川島誠の一人称の巧さというか、何というか・・・
物語中には「右翼」なんて一言も書かれていないしね。
主人公が自然と取り込まれていく様子がよく分かります。
私は、川島誠の言葉遣いが好きです。
主人公の年代の言葉遣いをするのがとても巧い!
それでいて、はやり言葉をつかないから、媚を売っている感じや、色あせ感がないのです。
クールな、感動を求めない、重松清!!
・・・・・・・・・・・・なんか違うあなぁ・・精進します。
どこまでいけるやら。
この「もうすぐ戦争がはじまる」は「葬式KIDS」というアンソロジーの中の1編です。
ちなみに、現代を生きるティーンの文学だそうで。10代の方、どうぞ。
どんな話かを簡単に説明すると
クラスで傍観者的な立場を取る主人公
↓
いじめを強制的にさせられる
↓
いじめられるようになる
↓
怪我して入院
↓
そこで「先生]に出会う
↓
「先生」に魅かれはじめ、退院後も先生の家に通うようになる
↓
・・・・・・・・・・・・・・・
結局、どんな話かというと、右翼に染まっていくのですよ。
その、「あ、これは右翼なんだ」って分かる瞬間が
川島誠の一人称の巧さというか、何というか・・・
物語中には「右翼」なんて一言も書かれていないしね。
主人公が自然と取り込まれていく様子がよく分かります。
私は、川島誠の言葉遣いが好きです。
主人公の年代の言葉遣いをするのがとても巧い!
それでいて、はやり言葉をつかないから、媚を売っている感じや、色あせ感がないのです。
クールな、感動を求めない、重松清!!
・・・・・・・・・・・・なんか違うあなぁ・・精進します。
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